iOS12から登場した『ショートカット』なるアプリ。
実はもともと『Workflow』という有料アプリで、ボクもダウンロードして使っていた。
しかし、『Workflow』をAppleが買収し、前述の通りiOS12からアプリ名を『ショートカット』に変更してAppleから配信された。
その名の通り、指定した操作を記録してボタン一つで実行させることが出来る便利なアプリ。
アプリ『ショートカット』とは?
『ショートカット』は、iPhoneの様々な動作を組み合わせて1タップで自動で実行できる魔法のようなアプリ。
今回は家に帰る時に便利な『帰宅時間を誰かにLINEで送る』ショートカットをご紹介!
普段なら、
- 現在地から駅までの時間を推測
- その時間で乗れる電車を検索して、最寄り駅に着く時間を把握
- 最寄り駅から自宅までの時間を推測
- 到着時間が判明!
- LINEで何時ころに到着するかを送る
と、5ステップを踏んでいたのを自動化する。
時短レシピ『帰宅時間お知らせ君』
では早速ショートカットアプリで帰宅時間を教えてくれるショートカットを作る。
▲『ショートカットを作成』をクリック。ここからショートカットを組み立てていく!
▲まずはゴールとなる自宅の住所を登録する。検索窓に『住所』と入力すると『以降の住所』という項目が出てくるので選択。自宅の住所を入力する。今回はSMART恵比寿店の住所を入力。
▲続いて『移動時間』を取得する。検索窓に『移動時間』と入力すると『移動時間を取得』という項目が出てくるので選択。出発地は『現在地』のままで。交通手段はそれぞれメインとなる方法を選択する。ボクは電車通勤なので『交通機関』を選択した。『交通手段のモード』と書かれている部分をタップすると、実行時に都度選べるようにも設定できる。
▲続いては『到着までにかかる時間』を取得する。『日時』という項目を選択して、『現在の日付』を指定。『日付を調整』で現在の日付に『移動時間』を加算する。さらにボクはいつもコンビニに寄り道したりするのでさらに5分猶予をもたせるように『日付を調整』で300秒(5分)追加した。
▲実際に送信するテキストを作成。到着時間は『調整済みの日付』という変数になっているのでそれを選択。さらに『調整済みの日付』をタップするとフォーマットが変更できる。ボクはカスタムで『H時mm分』に変更。これで例えば『19時15分』のように24時間制で表示できるようになる・大文字のHを小文字に帰ると19時→7時と12時間制にすることも可能。
▲作成したテキストをクリップボードにコピーする。コピーした内容を通知センターに表示して内容を確認。
▲最後にLINEの特定の相手とのトークを開く。選択肢に送りたい相手が出てこない場合は一度LINEでメッセージを送ることで表示されるようになる。直近の4人を表示しているよう。トーク画面が開くので、最後の最後はコピーしたテキストをLINEの本文に貼り付けて送信すればOK。
まとめとあとがき
以上で『帰宅時間お知らせ君』の完成!
作成したショートカットはホーム画面に追加しておくとすぐに使えて便利!
実際に使う場合は、『ゴールとなる場所の住所』と『余分に加算した時間(ボクは300秒に設定)』、『LINEの送信先』を変更すれば問題なく使える。
LINEで送る場合はLINEアプリの仕様上コピペが必要だが、iMessageで送る分にはそのまま送信出来るよう。
普段からiMessageでやり取りをしている相手であれば、最後の『LINE』を『iMessage』に変えてあげればOK!
ちなみに記事内で使用したスクショ画像も『ショートカット』でレシピ化している。
『選択した2枚の画像を横並びに並べて横幅を800pxにして容量を軽くする』というレシピ。
こちらも機会があればご紹介したい!
その他にもおすすめレシピがあれば共有してiPhoneで時短しまくりましょー!
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