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4月13日は「喫茶店の日」!
1888年のこの日、東京・上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業した。
1階がビリヤード場、2階が喫茶室の2階建て洋館で、1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供していたが、5年で閉店した。
可否茶館って?
まず読み方。「可否茶館」で「カツヒーサカン」と読みます。
元々外務省の役人だった「鄭永慶」が1888年に台東区上野で開店しました。
国内初の喫茶店と言われていますが、実際はトランプやビリヤード、国内外の新聞や書籍、化粧室やシャワーが備えられていたというので、現在のネットカフェのようなイメージの方が近いかも知れません。
近年の喫茶店業界
1970年後半に第1次コーヒーブームが到来。
マスターが1杯ずつ淹れてくれるフルサービスの純喫茶ブームが起こりました。
ピークだった1981年には全国で約15万店舗もあったとのこと。
現在のコンビニの店舗数が約5万店舗なので、なんと3倍。
すごいブームだったことがわかります。
その後1980年にオープンしたドトールなど、スタンド型のコーヒーショップが増えたのが第2次コーヒーブーム。
第3次コーヒーブームとして、1996年にスターバックス、1997年にはタリーズコーヒーなど、外資系の参入がありセルフサービス型の「シアトル系」と呼ばれる店舗が増えました。
現在はブルーボトルコーヒーなどのように1杯1杯丁寧に淹れる「ハンドドリップ」スタイルブームが再燃。
それとは反対にコンビニでも手軽に美味しいコーヒーが買えるようになり、喫茶店業界は激戦のようです。
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