MacBookProRetina13インチ2016年モデルのトラックパッド交換修理を行いました。
『カーソルは動くけどクリックしてもカチカチならない』ということでご依頼に。
この症状だと、バッテリーが膨張して裏側から圧迫されてクリックできないケースが多いです。
ただ、今回はバッテリーの膨張は無くトラックパッド自体の不具合でクリックできない状態になっていました。
こうなると今度はトラックパッド自体の不具合か、トラックパッドを本体基盤に接続しているケーブルの不具合が考えられます。
検証を進めると、ケーブル交換では改善されずトラックパッド自体の交換を実施する必要がありました。
トラックパッドはパット見た感じだと表から簡単に交換できそうですが、実際は裏側から分解していく必要があります。
接着されているバッテリーを取り外して、更に分解を進めてトラックパッド自体を取り出します。
新しいトラックパッドを組み込んで反対の手順で元通りにしていきます。
今回は無事トラックパッドの交換して症状が改善されました。
感圧式のトラックパッドは、電源が入っていない状態だとクリックが出来ません。
今回のようにクリックが出来ないだけの場合は、モデルにもよりますがタップでクリックできるように設定を変更するととりあえず使うことが出来るようになります。
とはいえ、クリックが出来ない状態は使いづらいこともあります。
トラックパッドの不具合でお困りの場合はSMARTで修理対応が出来ますので、お気軽にご相談下さい。
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